こんにちは、離乳食研究家のYASUYOです。
今回は、「離乳食初期レシピ」の紹介です。
はじめに、「離乳食初期」っていつからいつまで?
おおよそ、生後5ヶ月~生後6ヶ月頃の時期が離乳食初期と言われています。
「ゴックン期」とも呼びます。
この時期は、1日1回が基本。なるべく午前中に食べさせて下さいね。
なぜ午前中かというと、もしアレルギー症状などが出た場合、すぐに病院に連れていけるからです。
基本は、十倍粥と野菜ペーストで、野菜ペーストは1種類1さじを原則とし、
初めての食材は1日に何種類もあげてはいけません。
それでは、私の本「離乳食のススメ」Stage1の離乳食初期から、レシピを紹介します。
★10倍粥
最初は十倍粥からスタートします。炊いたごはんから作れば簡単ですよ。
作り方(3回分)
①水200ccに、ごはん50gを入れて、10分グツグツ煮ます。
②火を止めて、ハンドミキサーで15秒かき混ぜます。
(ハンドミキサーが無い場合は、ジッパー付きビニール袋に入れて、
すり棒のような物で潰せばできます。)
食べさせ方
初日は1さじから。
ベェーっと吐き出しても大丈夫です。
最初は舌が前後にしか動かせない赤ちゃん特有の反応なので心配しないで下さい。
2日目は2さじ、
3日目は3さじ、
4日目は4さじ・・・
という風に1日1さじづつ増やしていくのが理想ですが、そうはうまくいかないことがほとんどです。
一週間ぐらいで大さじ1さじ(約15g程度)ぐらいまで食べられるようになるのが理想ですね。
ただし、無理せずお子様のペースに合わせていきましょう。
★葉物野菜ペースト(小松菜、ほうれん草、白菜、キャベツなど)
十倍粥が食べられるようになったら、次は野菜ペーストに挑戦させましょう。
野菜をあげる際は、比較的アレルギーが出にくいと言われている、葉物野菜からがおすすめです。
離乳食初期の間は、葉先の柔らかい部分のみ使用します。
作り方(3回分)
①葉先部分20gを柔らかくなるまで茹でます。
②茹でたら、冷水にさらし、軽く水気を絞り、包丁でみじん切りにします。
③裏ごししてペースト状にしていきます。
食べさせ方
十倍粥を1週間ほど食べさせたら、十倍粥に葉物野菜ペーストもプラスしていきます。
1日目の葉物野菜ペーストは、1さじ。
2日目の葉物野菜ペーストは2さじ。
2さじ食べられるようになったら、違う葉物野菜ペーストにチャレンジしていきましょう。
一通り、スーパーに並んでいる葉物野菜ペーストをあげたら、次は根菜ペーストをあげます。
根菜ペーストを先にあげても問題はないです。
★根菜ペースト(かぼちゃ、にんじん、大根、さつまいも、じゃがいも、玉ねぎなど)
葉物野菜ペーストを一通り食べたら、次は根菜ペーストにチャレンジ。
作り方(3回分)
①皮をむいて、約30gを柔らかくなるまで茹でます。
②茹でて火が通ったら、マッシャーなどで潰します。
③裏ごししてペースト状にしていきます。
食べさせ方
十倍粥に根菜ペーストをプラスしていきます。葉物野菜ペーストと同じように、
1日目の根菜ペーストは、1さじ。
2日目の根菜ペーストは2さじ。
2さじ食べられるようになったら、違う根菜ペーストにチャレンジしていきましょう。
これが、離乳食初期の基本の進め方になります。
お子様によって個人差がありますので、お子様のペースをよく見て進めていきましょう。
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